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新規で農業を始める人を中心に、施設園芸農業が注目を集めています。この記事では、施設園芸農業の概要やメリット・デメリット、ポイント、実施されている取り組みなどについて解説しています。施設園芸農業に興味があり、具体的にどのようなものか知りたい人は、参考にしてください。

施設園芸農業とは

 
農施設園芸農業とは、どのような農業なのでしょうか。定義や栽培方法などを解説します。

施設園芸農業の定義とは

施設園芸農業とは、施設を使用して野菜・果樹・花などの園芸作物を栽培することです。ビニールハウスやビニールトンネルといった小規模なものから、大規模な鉄骨ハウスまで幅広いものが含まれます。温度管理するだけのものから、人工光や霧による冷却設備など栽培に関わるさまざまな条件を管理できるものまであります。

施設園芸農業のおもな栽培方法とは

設備を使用することで気象環境を管理して作物の育成を制御し、出荷時期を早めたり、遅くしたりできます。早めることは促成栽培、遅くすることは抑制栽培と呼びます。時期をずらすことで、作物の価値を高められるでしょう。

施設園芸農業の設置面積は

ガラス室・ハウスの設置実面積の推移をみると、1999年以降減少しています。高齢化といった理由で農家の数が減少していることが影響しており、大規模化も進んでいません。それでも農林水産省は、施設の大規模化とICTを活用した高度な環境制御技術などにより、次世代施設園芸農業の取り組み拡大を進めています。

新規就農者に人気

ただし、新たに就農する人からの施設園芸農業への人気は高く、野菜を栽培し始めた新規就農者の約3割が選択しています。施設園芸農業は工夫次第で付加価値を付けられ、10aあたりの所得額では露地栽培と比較して約3倍との報告もあるようです。園芸作物の人気も高く、新規就農者の約85%が中心作物に園芸作物を選んでいます。

施設園芸農業のメリット

施設園芸農業はなぜ、新規就農者から人気なのでしょうか。おもな3つのメリットを解説します。

収穫量を安定させられる

施設園芸農業では栽培環境をコントロールでき、季節の影響を受けずに作物を育てられます。そのため、収穫量を安定させられます。露地栽培と時期をずらすことで付加価値を付けられ、経営を安定させられるでしょう。

収益を大きくしやすい

農林水産省の統計によると、施設園芸農業は他の栽培方法と比べ農業所得が多くなっています。環境を調整できるため季節に左右されず、年間を通して作物を栽培可能です。面積あたりの収穫量が増え、付加価値を付けられることも大きなメリットです。

品質を向上させられる

環境の制御が可能なため、作物の成長段階に最適な環境に設定でき、露地栽培と比べ品質の高い作物を育てられます。たとえば成長段階に応じて可視光線の色を変えたり、二酸化炭素の濃度を調整して光合成を促したりできます。育てる作物にとって理想の環境となる、正しい栽培方法を選ぶことが重要です。

施設園芸農業のデメリット

設置実面積が増加していないように、施設園芸農業にはデメリットもあります。2つのデメリットを解説します。

コストが大きい

環境を意図的に変化させ作物を制御するため、温度や湿度・日照などの装置が必要です。建物の費用に加えて、装置の費用がかかり、用意する時間もかかります。初期費用がかかり、投資回収のサイクルが長くなります。

損壊のリスクがある

日本では毎年台風や大雪が発生しており、河川の氾濫や水害、地震などが発生することも少なくありません。大規模な自然災害が発生すると、施設や設備が損壊するリスクがあります。施設園芸農業を実施する地域の風向きや台風後の吹き返しの様子、積雪量などを把握すると、リスクを下げられるでしょう。

施設園芸農業を始める際のポイント

やみくもに導入しても、上手くいかない可能性があります。始める際の、4つのポイントを解説します。

補助金を利用する

施設園芸農業では露地栽培を大きく上回る収入が見込めますが、初期費用が大きくなります。施設園芸協会や農業振興に関係したWebサイトなどで、新規就農者向けの農業振興策として利用できる補助金の情報が載っている場合があります。助成金制度を活用すると、初期費用を抑えられるでしょう。

必要な設備を整える

施設園芸農業を始める際、温度管理のみの設備からスタートする例が多いと言われています。しかし施設園芸農業が進んでいるオランダでは、大規模化かつさまざまな設備を導入した複合的な制御により、ハウス面積1反あたりの収穫量は日本の約5倍を誇っています。経営規模によりますが、温度管理だけでなく可能な範囲で設備を導入すれば、日本でも生産性を向上させられるでしょう。

土壌の栄養を気に掛ける

施設園芸農業も露地栽培と同様に土耕で行われるケースが多く、土壌は重要です。籾殻堆肥や牛ふん堆肥などの土壌改良剤、または遅行性肥料などを使用し、水はけと通気性のよい土壌を作りましょう。

病害虫対策をする

施設園芸農業では、病害虫を施設に入れないことが大前提です。万が一入ってしまった場合はすぐに、捕虫用資材を使用したり、天敵製剤を活用したりすることで繁殖しないよう対策しなければなりません。虫を排除したり熱消毒したりするなど、施設内から菌を完全に排除することが大切です。

設園芸農業で多く栽培されている作物は?

施設園芸農業の施設設置実面積のうち、およそ7割を野菜が占めています。もっとも施設栽培延べ面積が広い作物は、トマトです。トマトの生産量のうち、78%を施設園芸農業が占めています。次に割合が多いのはほうれん草で、栽培面積は6,140haです。 ただし、現時点では露地栽培が多く、施設園芸農業での生産量の割合は30%ほどです。施設園芸農業といえば、いちごを思い浮かべる人も多いでしょう。いちごの栽培延べ面積は3,697haで、生産量の割合は83%を占めています。

施設園芸農業で実施されている取り組み

施設園芸農業を成功させるために、さまざまな取り組みが実施されています。おもな3つについて解説します。

輸送園芸農業

高速道路や鉄道などの輸送手段が発達するまでは、産地から消費地までが近い、近郊農業が主流でした。輸送手段が発達するなかで、保冷車や航空機などを使用し、産地から遠い大都市へ出荷する輸送園芸農業が生まれています。施設園芸農業により出荷時期をずらせば、輸送コストを上回る利益を得ることが可能です。

技術開発

急速に発達するIT技術や人工知能などは、施設園芸農業にも取り入れられています。農業を無人化したり、自動で環境を調整して生産性を高めたりといった仕組みが実現されています。

燃料高騰への対策

2021年頃から、需要の拡大により燃料価格が高騰しています。施設園芸農業では環境の調整に多大な燃料が必要で、燃料価格の変動の影響を受けやすいため、高騰の影響は甚大です。対策として、断熱効果の高い被覆素材や省エネ型のヒートポンプなどを活用した、省エネルギー化が進行しています。また、一部の行政では値上がり分への支援を実施しているため、情報を得て積極的に活用しましょう。

まとめ

 

新規就農者を中心に、施設園芸農業が人気です。施設園芸農業とは、施設を使用し野菜・果樹・花などの園芸作物を栽培することを指します。施設園芸農業は気象環境を管理して時期をずらし、付加価値を付けられることが大きなメリットでしょう。施設園芸農業が進んでいるオランダでは、ハウス面積1反あたりの収穫量は日本の約5倍であり、日本には伸びしろがあります。

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