収穫米の運搬・納品に便利な、穀物専用フレコンバッグ「グレンバッグ」のご紹介
フレコンバッグとは、一般的にフレキシブルコンテナを略したものがフレコンバッグと呼ばれます。折りたたみ可能な袋状のコンテナで、収穫したお米や麦などを大量に運搬・保管・納品するときに使用されます。
また、穀物に限らず砂や土などの細かいものにも使用されます。その中でもお米や麦などの穀物専用として通気性を良くし作られた物が、田中産業のグレンバッグです。
グレンバッグには、種類がたくさんありどれを選べばいいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、グレンバッグのメリット・デメリットを解説しつつ、おすすめの商品をピックアップし、それぞれの特徴などを紹介します。
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おすすめ!田中産業のグレンバッグ
農業資材の開発・製造・販売を手がける田中産業株式会社から販売されている穀物専用のフレコンバッグ『グレンバッグ』は、従来のフレコンバックと違い自立式なので使用時に本体を支える枠(ホルダー)などが不要です。
また、通常本体の底に排出口がついていて排出作業は、下に入り込んで作業する為、大変危険でしたが、田中産業のグレンバックは本体の横で排出操作が出来るので、安全に作業が行えます。本体の重さはとても軽く、女性の方でもらくらく持ち運びできます。
組み立ても簡単で一人でらくらくできるのが特徴です。
グレンバッグを利用するメリット・デメリット
近頃、お米の流通形態が変わりつつあることから、従来の紙袋(30kg)での出荷から、グレンバッグなどのフレコンバッグでの出荷に移行する生産者が増えてきています。出荷時にグレンバッグを利用することでどのようなメリットがあるのでしょうか。デメリットも合わせて紹介します。
メリット
一度に大量に運べる
グレンバッグは、約1トンの穀物を充填できるようになっているものもあるため、一度の充填で大量に運ぶことができるのが最大の特徴です。
作業を効率化できる
誰かが付きっきりで作業を行わなくてはならない30kgの袋詰めと違い、いっぱいになるまでに30分ほどかかるグレンバッグでは、充填している間は手が空くので他の仕事をすることも可能なため作業の効率化が図れます。
作業負担を軽減
30㎏の袋に詰める作業や、詰めた袋をパレットに積んでいく作業はかなりの重労働ですが、グレンバッグではフォークリフトを利用して運ぶことができるので作業負担を軽減できます。
人件費の削減
出荷に関連する作業の効率化や負担軽減により、結果的に人件費の削減にもつながります。
デメリット
穀物などの出荷作業の効率化や作業負担の軽減といった意味ではメリットが多いグレンバッグですが、重いものだと約1トンもあるため人力での作業はほぼ不可能になります。
グレンバッグを使用した出荷を検討しているのであれば、フォークリフトなども併せて用意する必要があるため余計なコストがかかるという点ではデメリットに感じる場合もあるかもしれません。
定番!自立式丸型シリーズ
定番の自立式丸型グレンバックシリーズを3種類ご紹介します。
一番人気の定番グレンバッグ!「グレンバッグ ユーススター」
グレンバッグ ユーススターは一般乾燥機とライスセンターのどちらでも使う事ができるので個人の農家さんから法人の農家さんまで幅広く人気があります。
■容量:1300L/1700L ※一般乾燥機・ライスセンター兼用
■素材:ポリプロピレン
■仕様:自立式タイプ ※固定用の枠など不要
■排出操作:本体の横で排出操作可能
通気性抜群!【スタンドバッグシリーズ】
ポリエンテルフィラメント糸を塩化ビニール加工した素材を使用したスタンドバッグスターシリーズは通気性が抜群なグレンバッグです。
一般向けにも!「スタンドバッグスター」
本体全体にメッシュ素材を使用しているので、通気性に優れたグレンバッグです。上部と底部に補強がついているので安定感があります。
■容量:800L/1300L/1700L ※一般乾燥機用
1300L/1700L ※ライスセンター用
■素材:ポリエンテルフィラメント糸を塩化ビニール加工
■仕様:自立式タイプ ※固定用の枠など不要
■排出操作:本体の横で排出操作可能
農家さんの声から生まれた「スタンドバッグプロスター」
農家さんの声により作られたライスセンター用のグレンバッグです。排出口が大きく、素材はオールメッシュになっているので通気性も抜群です。
■容量:1300L/1700L/1900L ※ライスセンター用
■素材:ポリエンテルフィラメント糸を塩化ビニール加工
■仕様:自立式タイプ ※固定用の枠など不要
■排出操作:本体の横で排出操作可能
安定感抜群!自立式角型シリーズ
形が崩れにくく安定感のある自立式角型のグレンバッグを3種類ご紹介します。本体がオールメッシュなので通気性もバッチリです。丸型より背が低い為、安定感があります。くるっとひねるだけで使えるます。
組み立て不要「スタンドバッグ角スター1型」
くるっとひねるだけで使えるので組立不要です!2つのバックルを同時に押すだけのワンタッチで中身が排出されるので作業が楽に行えます。
■容量:1700L ※ライスセンター用
■素材:ポリエンテルフィラメント糸を塩化ビニール加工
■仕様:自立式タイプ ※固定用の枠など不要
■排出操作:本体の横で排出操作可能
排出量の調節ができる「スタンドバッグ角スター2型」
製品付属の紐を引いて排出量を調節することができます。
■容量:1300L/1700L ※ライスセンター用
■素材:ポリエンテルフィラメント糸を塩化ビニール加工
■仕様:自立式タイプ ※固定用の枠など不要
■排出操作:本体の横で排出操作可能
リーズナブルなスタンドバッグ「スタンドバッグ角プロ 2型」
スタンドバッグ角スターに補強が少なくなって、その分お値段がお安くなっています。(サイドの補強がなくなり、籾が入っていない状態ですとやや不安定になりますが、籾が入れば安定します。)
■容量:1300L/1700L ※ライスセンター用
■素材:ポリエンテルフィラメント糸を塩化ビニール加工
■仕様:自立式タイプ ※固定用の枠など不要
■排出操作:本体の横で排出操作可能
グレンバッグを使用する際の注意点
今回ご紹介したグレンバッグは、すべて「クロススタンダード形」といって使用回数に限りがあるものになります。ここでは、クロススタンダード形のグレンバッグを使用する際の注意点を紹介します。
破損や修理したものを使用しない
クロススタンダード形と呼ばれるタイプのグレンバッグは、安全を考慮して破損などがあった場合でも修理して再度使用することが禁止されています。ただし、取り外し可能な内袋や荷重のかからないベルトなどの部品を交換して使用する場合は修理とみなされません。
納入日から1年以上経過したものは使用不可
クロススタンダード形のグレンバッグでは、充填・排出の回数を数回または、納入日より1年以内と設定されています。また、1回目の使用時に故障した場合はメーカー保証としてコンテナの交換などに対応してくれますが、複数回使用した場合は保証の対象にならないので注意しましょう。
ロープやベルトの破損がないかチェック
安全に作業を行うためにも使用前の点検を欠かさず行うようにしましょう。特に吊りロープや、吊りベルトの接合部分は入念に破損がないかチェックして下さい。この部分が傷んでいると落下事故や荷崩れが起こることがあり大変危険です。
まとめ
自立式 丸型シリーズ
商品 | 特徴 | 容量・形式 |
---|---|---|
【一番人気】 |
1300L/1700L 一般乾燥機・ ライスセンター兼用 |
|
通気性に優れ、上部と底部に補強が ついているので安定感があります |
800L/1300L/1700L 一般乾燥機用 1300L/1700L ライスセンター用 |
|
ライスセンター用に排出口が大きく 作られていて、通気性にも優れている |
1300L/1700L/1900L ライスセンター用 |
自立式 角型シリーズ
商品 | 特徴 | 容量・形式 |
---|---|---|
くるっとひねるだけで |
1700L ライスセンター用 |
|
排出量の調節が可能 | 1300L/1700L ライスセンター用 |
|
補強が少なく |
1300L/1700L ライスセンター用 |
今回は、おすすめの田中産業のグレンバッグを紹介しました。
グレンバッグを使用するうえでのメリット・デメリットをはじめ、注意点についてもおわかりいただけたかと思います。
米の袋詰め作業などの負担を軽減したいという方はぜひ参考にしてみて下さい。
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