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米はそのまま食べる以外にも、日本酒や煎餅の原料などとして日本の食生活や文化に深く根付いています。そのため、米農家に興味をもっている人もいるでしょう。この記事では、米農家の現状や将来性について解説します。米農家の労働時間や利益とともに、米農家になるまでに必要な手順についても解説するため、ぜひ参考にしてみてください。

米農家の現状

米農家は2000年には約174万戸ありましたが、2020年には約70万戸に減少しています。20年間のうちに半数以下まで減っている状況です。 ただし、日本のすべての農家数は107万戸となっているため、そのうちの約70%は米農家ということになります。 農業全体を見渡せば米農家の割合が大きく、米は日本の農業の中心的な存在です。 ただし、闇雲に米農家になろうとしても、成功する可能性は低いでしょう。 米農家を目指すなら、米農家を取り巻く現状や米農家になる方法を具体的に知っておく必要があります。 以下では、米農家の状況や米農家になるための具体的な手順などを解説します。

※参考:2020年農林業センサス報告書|農林水産省

米農家は儲かる?

米農家を目指すうえでは、利益を出せるかどうかが特に気になるポイントでしょう。米農家の利益はどの程度なのでしょうか。 ここでは、米農家は儲かるかどうか解説します。

数値上は95%が赤字

統計によると、数値上は米農家の95%は赤字です。卸売業者の買取価格の平均は米60kgあたり約1万4,000円、販売価格の下限の目安は1万2,000円となっています。 それに対し、10ha未満の米農家が米60kgあたりにかけている平均コストは1万2,000円以上です。 また、10ha未満の米農家は全体の95%を占めています。これらを踏まえると、米農家の95%は赤字だといえます。 ただし、これはあくまでも数値上の結果です。実際に米農家のほとんどが赤字であれば、そもそも農業を継続できません。 実際にどれくらいの利益が出ているかは、それぞれの米農家の状況によっても異なります。

※参考:農産物生産費統計|農林水産省

実態としては黒字な米農家が多い

米農家の実態をみれば、黒字になっているケースも多いといわれています。 兼業で農業を営んでいる人も多いため、たとえ農業で赤字が出ても、勤め先から得ている給与所得から赤字を差し引いて相殺できます。 赤字になった分、所得税や住民税を減らすことも可能です。 また、必ずしも卸売業者の平均買取価格や販売価格の下限の目安で取引が行われているわけではありません。 たとえば、米を消費者へ直接販売すると、販売価格は高めにできます。 米の栽培にかかるコスト以上の販売価格を設定できれば、農業のみでの利益でも黒字を実現できます。 米農家としての取り組み方はさまざまあるため、工夫次第で黒字を目指すことが可能です。

規模が大きいと利益も大きくなる

米農家は規模が大きいほど利益も大きくなる傾向があります。 政府の統計によれば、水田の作付延面積が20ha以上の場合、農業粗収益は約4,800万円、農業経営費は約3,600万円、農業所得は約1,200万円にものぼります。 農業所得をより詳しくみると、水田の作付延面積が15ha以上は約600万円、20~30haは約800万円、30ha以上は1,000万円です。 米農家として大きな利益を出したいと考えているなら、規模の拡大を目指すとよいでしょう。ただし、そのためにはさまざまな知識やスキルが必要です。

※参考:e-Stat(水田作経営・個人経営体)

米農家の労働時間

米農家として働く場合、労働時間はどれくらいなのでしょうか。 米農家の労働時間は規模や時期によっても変わってきます。ここでは、米農家の労働時間について解説します。

規模が大きいほど短い

米農家の労働時間は、規模が大きいほど短くなる傾向があります。水稲栽培の平均直接労働時間は10aあたり21.6時間です。 たとえば、2haの作付延面積をもつ米農家について労働時間を計算してみると、年間の労働時間は「21.6時間×200a=4,320時間」です。 また、作付延面積が0.5ha未満の10aあたりの労働時間は43.3時間であるのに対し、作付延面積が30〜50haの10aあたりの労働時間は10.8時間となっています。 このように規模が大きいほど米農家の労働時間が短くなるのは、一定以上の規模では農機を使用する場合が多く、効率的な作業を実現できるためです。

※参考:e-Stat(米生産費・米の作業別労働時間)

春作業に労働時間が集中している

米農家の労働は、春作業が中心です。春作業とは種子予措・育苗、耕起整地・基肥、田植のことです。 水稲栽培の平均直接労働時間は10aあたり21.6時間であり、そのうち春作業にかかる時間は9.6時間となっています。 つまり、全体の作業の45%は春作業であると分かります。 米農家の労働は3~5月の春作業に集中しますが、その時期に時間を確保できれば、兼業も十分可能です。ただし、春作業は省力化が難しいといわれています。

※参考:e-Stat(米生産費・米の作業別労働時間)

米農家になるために必要な手順

米農家になるには、具体的にどうすればよいのでしょうか。 米を栽培して販売するには、農地、技術やノウハウ、農機などが必要です。ここでは、米農家になるために必要な手順について解説します。

農地を取得する

米農家になるには、まず農地を取得する必要があります。個人が農業へ参入する場合、土地を取得するには以下の3つの条件を満たさなければなりません。

条件 内容
農地のすべてを効率的に利用すること 機械や労働力等を適切に利用するための営農計画を持っていること
必要な農作業に常時従事すること 農地の取得者が、必要な農作業に常時従事(原則、年間150日以上)すること
周辺の農地利用に支障がないこと 水利調整に参加しない、無農薬栽培の取組が行われている地域で農薬を使用するなどの行為をしないこと

これらの条件を満たしたうえで、農業委員会の許可が必要です。

また、北海道については、農地取得後の農地面積の合計が2ha以上と定められています。 ただし、農地取得後の農地面積の合計についての取り決めはあくまで原則であり、どの地域であっても農業委員会の判断による引き下げが可能です。

引用:農林水産省「個人が農業に参入する場合の要件」

技術やノウハウを身に付ける

米農家として美味しい米を栽培するには、高い技術やノウハウが必要です。たとえば、農業大学校や就農準備校などで学ぶ方法もあります。 また、自治体や農業法人などが実施している研修に参加してもよいでしょう。働き手を募集している農家もあるため、まずは見習いとして農業を学ぶことも可能です。 米農家として米を育てるうえでは、特別な資格は必要ありません。よって、どのような方法であっても、技術やノウハウさえ身につけられれば米農家になれます。

農機を用意する

米農家として稲作を開始する際は、農機を用意する必要があります。米農家として必要な農機をすべて購入するとなると、約1,000万円かかります。 まとまった初期費用が必要となるため、早めに資金を準備することが大切です。 ただし、中古品を購入したり、レンタルやリースなどを活用したりすれば、農機をそろえるための費用をある程度抑えられます。 資金の状況を考慮し、最適な方法を選択しましょう。

まとめ

米農家はやり方次第で大きな利益を出せる可能性があります。ただし、そのためには高い技術やノウハウを身につけなければなりません。 繁忙期も考慮し、計画的に取り組むことが大切です。また、米農家になるには農機もそろえる必要があるため、計画的に準備を進めましょう。 プラスワイズでは、農機や農業資材を豊富に扱っています。必要なものをまとめて注文できて便利です。 米農家として必要なものをそろえるために、ぜひ活用してください。

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