米農家さんみんな使ってる!!! 春に必須の資材 5選
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米農家さんみんな使ってる! 春に必須の資材 5選
田植えに向けて、播種・育苗・田んぼの管理と春作業で忙しくなりますが、春作業に必須で米農家さんならみんな使っているおすすめ稲作資材を紹介します。おすすめ稲作資材で作業効率を上げて生産性の向上を目指しましょう。
おすすめ資材 ①:プール育苗用 枠板 楽育(ライク)
プール育苗とは
水を張ったプールに種を播いた苗箱を置いて、苗箱の底より水を給水し苗を育てる育苗方法です。水切れしにくく、均一な水位を保てるため、そろった苗を育てることができます。
プール育苗のメリット
プールに水を溜めるので、かん水作業を大幅に省力化できます。また、カビや細菌が多い床土が水中にあるため病原菌の生育が制御され、苗への病気被害が軽減されます。
プール育苗のやり方
プール育苗をするためには、まず地面を水平にし、プール育苗用の枠板を設置します。地面からの冷気が心配な場合は、地面に保温用のシートを引き保温します。プール育苗用シートの破れ防止にもなります。その上にプール育苗用シートを敷きます。播種した苗箱を並べ保温シートを掛けて完成です。
プール育苗用 枠板 楽育(ライク)
プール育苗用の土手(枠板)ならこちらがおすすめニャン!
連結構造で専用の杭を刺せば簡単に設置でき、またプールシートを止める場合は、22mmのパッカーで止めることができるニャン
樹脂製なので丈夫で耐久性も抜群で何度でも使えるニャン
重ねても崩れにくいように突起がついていて重ねることでコンパクトに収納できるニャン!
おすすめ資材 ②:プール育苗用 遮水プールシート
プールシートの種類
プールに使うシートはブルーシートでも良いですが、薄いものは透水性があるので使えません。水を通さないプール専用シートを使うと安心して使用できます。プールシートには主に2種類あり、ブルーシート系と農PO系です。(普通の農ビは縮んだり、裂けるのでおすすめできません。)どちらも強いですが、釘などの鋭く尖ったものでは穴が空きます。ブルーシート系は、厚手で伸びません、保温性に優れます。農PO系は、薄手で軽く伸びます。お好みでお選びください。
ブルーシート系遮水プールシートの特徴
ブルーシート系は厚みがあるので削れてもすぐには穴が開きません。また保温性に優れていて、下からの冷えが気になる方にはこちらがおすすめです。農PO系より柔らかいので、プールの土手にフィットしやすい。※ブルーシート系のシートがあるからといって、ブルーシートを代わりに使ってはいけません。プール対応でないブルーシートですとじわじわと水漏れしてしまいます。
ブルーシート系遮水プールシート
ブルーシート系のプール育苗専用遮水シート! 厚みがあって丈夫ニャン
なんと1m単位で長さの指定が可能ニャ!
農PO系遮水プールシートの特徴
農PO系プールシートは、薄くて軽くさらに丈夫なので釘など刺さらない限り数年使えます。表面がつるつるしているので、突起物が刺さりにくく、摩擦も少ないです。
農ビ系ではなく、農PO系なので、亀裂から引き裂きが伸びることはありません。やや硬めで、プールの土手にフィットしにくいですがプール専用は、ハウス用農POより変形しにくく取り扱いやすくなっています。
農PO系遮水プールシート:TKプールシート ※個人宅配送不可
おすすめ資材 ③:育苗ローラー
育苗ローラーの特徴
一時的に茎や葉部にストレスを与え、根の伸長と茎基の太さを促進させる効果があります。育苗ローラーが苗の上を通ると、苗は折れ曲がりますが、その際エチレン(発根を促進したりする植物ホルモン)という物質が苗から出るため根張りがよくなる効果があります。また、エチレンが生成された際に抗菌性タンパク質を生成することが分かっていて、苗の病気への抵抗力が増加すると効果もあります。さらに、エチレンは気体の為、周囲にも拡散し苗の病気への抵抗力を全体的に高めてくれます。根張り・病気への抗体力が強くなるいっぽうで葉の伸びは抑えられるため、葉齢が進んでも苗丈は高くならないという特徴を得られます。
育苗ローラー
使用方法はこちらニャン!
■ 1回目 発芽後の土落とし 発芽器より出して、午前中乾かし覆土表面が 乾く午後にローラーで土落とし
■ 2回目 1.5葉(標準草丈3cm) ※5日~7日に1回
■ 3回目 2葉(標準草丈5cm) ※5日~7日に1回
■ 4回目 2.5葉(標準草丈7cm) ※5日~7日に1回
■ 5回目 3葉(標準草丈9cm) ※5日~7日に1回 朝霜がある時に露落としを兼ねて行う (20日苗は5回・35日苗は6~7回を目安に)
型番 | ローラー横幅 (mm) |
ローラー径 (mm) |
柄の長さ (mm) |
柄の調整 | 本体重量 (kg) |
IR-W1250-300 | 1,250 | 220 | 2,500 (追加柄300) |
5段階 | 17.5 |
IR-W1250 ☆一番人気 |
1,250 | 220 | 2,200 | 5段階 | 17 |
IR-W1000-500 | 1,000 | 220 | 2,500 (追加柄500) |
5段階 | 16.5 |
IR-W1000 | 1,000 | 220 | 2,000 | 5段階 | 16 |
おすすめ資材 ④:アルミ製水平式育苗棚
アルミ製水平式育苗棚の特徴
一度に多量の苗を軽トラック等に積載し、時間と労力を非常に軽減できます。高強度アルミを使用し、スチール製に負けず劣らずの強度と軽量仕様です。最も強度の必要なジョイント部に高強度のアルミブロック材を使用し、更に補強板を取り付けているので、丈夫な仕上がりになっています。
アルミ製水平式育苗棚
アルミ製の運搬・育苗兼用の水平式育苗棚(苗コンテナ)ニャン!
水平収納タイプで、軽トラックで運搬可能ニャン
おすすめ資材 ⑤:水番 スマートタイプ
水番 スマートタイプの特徴
小量の畦の切り欠きで取り付けでき、水量調節板が2重構造でスムーズな水量調整ができます。パイプにも連結できるので幅の広い畔や少し離れた水路への水の運搬に最適です。
また、VU100、150のパイプに連結でききます。 ※水量調整板は、水番本体より下げることはできませんので注意してください。より低い水位で使う場合は水番を深く埋める必要があります。
水番 スマートタイプ
畔に埋め込むことによって田んぼの水位を調整することができるニャン。国産品で丈夫ニャン!
その他オススメ商品
春に必須の資材を紹介してきましたが、まだまだおすすめ商品がたくさんあるニャン!
気になる人は下記をチェックニャン!
まとめ
商品 | 特徴 |
プール育苗用の土手(枠板)ならこちらがおすすめです。 連結構造で専用の杭を刺せば簡単に設置できます。 |
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ブルーシート系は厚みがあるので削れてもすぐには穴が開かず、 |
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一時的に茎や葉部にストレスを与え、 |
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一度に多量の苗を軽トラック等に積載し、 |
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小量の畦の切り欠きで取り付けでき、 |
米農家さんならみんな使っているおすすめ稲作資材を紹介しました。
おすすめ稲作資材を使用して作業効率アップで生産性の向上を目指しましょう。
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